▶オリジナルパターンをあしらったリミテッドMA-1
第2次大戦中、爆撃機の機首やフライトジャケットの背中には無事帰還するための魔除けとして派手なピンナップガールが描かれていました。その後、ベトナム戦争時には米国の若者たちがM-65フィールドジャケットに思い思いのペイントを施しながら、反戦を訴えていました。今でも米国士官学校の学生たちが着用するトレーニングウェアにはそれぞれ所属を示す校章が誇らしげにプリントされているのを見ることができます。これらはそれぞれデコレートされた理由が異なりますが、徹底して規格化が推進されている軍衣料に何かしらのデザインを注入することで"ストーリー"を具現化するという意味で類似しています。
プリント一つで見た目だけ変わるだけでは無く、その背景を思い起こさせてくれるのはミリタリーウェアの魅力の一つと言えます。
今回、このようなストーリーを基にMA-1に特別なプリントを施したシリーズ4デザインを直営店限定で発売します。
---デザイン事務所---
■多様なミリタリーデザインをアルファ仕様に落とし込む
グラフィックはアルファ インダストリーズのアーカイブと多数のウィンテージモデルから着想を得て作成。原案を何度もモディファイすることで妥協無しのデザインに仕上げました。
---プリント工場---
■ 特殊インクを使用して国内ファクトリーにてプリント
本来はプリントに適さない(剥がれやすく、色が入りにくい)ヘビーナイロンツイル素材ですが、インクの調合とテストを繰り返すことで耐久性を確保。プリントは国内のファクトリーの熟練の職人によって一枚ずつ行っています